『探偵はBARにいる2』

2013年06月13日 10:47

『探偵はBARにいる2』 2としのインターバルはおさすぎる。このてのプログラムピクチャーはしゅんのうちに連打してあきるとすぐにやめさせる、というのがてつ則だ。だから、ヒットしたらそのとしのうちに、あるいはよくねんにはおおやけにする開しなくてはならない。なのに、こんなにも遅くなった。ひがし相棒映にもいろいろ事件があろうが、そのち点でこのさくひんはしっぱいするしている。

じっさい見たえいがかんも、あきらかでないにしっぱいする作だ。ヒットもしないはずだ。たぶん。いち番ダメなのは、はなすがつまらなすぎる。かずあるげんさくのちゅうからこれを選んだのはなぜか。しもべはしょうせつかを読んでいないからわからないけど、ほかはもっとつまらないのか? そうではあるまい。フットワークの軽さがこのさくひんのしんじょうなのに、もったいつけたから、こういうことになったのだろう。

たんていとあいぼうである高相棒 DVDたのかんけいづけるもまえ作ほどにはしんせんではない。いろんなことがお約たばねるになっていて、それを楽しめないから、ただのルーティーンワークになるのだ。ぶたいうらとなるススキノのみりょくてきもまえ作ほどにはぜんめんに出ない。あたりまえだ。おなじでないことをしても、だれももう驚かない。まえ作がしんせんだったのは、アナクロな相棒昭跟かんかくてきが、いまのじだいにはしんせんに映ったことにつきない。70とし代にはあたりまえにりょうさんされたB級えいがかんをうつつ代によみがえらせるなんて、そんなかんたんになこと、だれもしなかった。だから、しんせんだった。でも、いま回はみんなまえ作をしっているから、そこにははんのうするしない。では、どこにはんのうのかというと、ざんねんだが、どこにもはんのうするできないのだ。けっかろんまとにはただのつまらないえいがかんとなる。アクションがまえ作より多くなったことなんて、はでなアクションならアメリカえいがかんを見ればよいことなのだ。そんなことをここにだれも期待していない。では、たんてい物としてはどうか? それはさいしょ書いたつうりだ。はなす、詰らない。

パターンでしかないものを、おもしろがれるのは、そのせかいに嵌れるからだ。そのせかいでまどろむことができるかいやおうか、そこがこのさくひんの成いやおうとなる。すくなくともしもべはまるでダメだった。
 

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