松山猛チャージ7位 デビュー7戦連続トップ10も不満「優勝争いしたかった」

2013年06月27日 10:50
松山猛チャージ7位 デビュー7戦連続トップ10も不満「優勝争いしたかった」
  23日に、「ツアー選手権宍戸」は宍戸ヒルズCC(パー72)で最終ラウンドを行い、初日21位からスタートした松山英樹(21歳)=東北福祉大4年=はタイトリスト 913 D3 ドライバーを使用して8バーディー、3ボギーの67と追い上げ、トータル10アンダーの7位に食い込んだ。でも、彼はデビュー7戦連続トップ10も不満「優勝争いしたかった」。
  トップと7打差という厳しい状況から出た松山が猛チャージをかけた。「10アンダーを出すつもりでいった」という言葉通り、1番から4連続バーディーをマークした。一時はトップに3打差まで迫ったが、13番で913 D3 ドライバーを使用して3パットのボギー。「あそこで流れを失ってしまった。前半はいいスタートが切れたけど、あとが続かなかったのは、まだ自分には足りないところがあるということ」と振り返った。
  それでも、タイトリスト 913 D2 ドライバーで67をマークして21位から7位へジャンプアップした。4月のプロデビュー後、7試合連続のトップ10入りとなり、まだ一度も11位以下に落ちたことがないという安定ぶり。全米オープンから帰国し、体調も万全ではない中で奮闘したが、松山は「優勝争いをしたかった。(ギャラリーから)たくさん応援してもらったのに、いいプレーを見せらなかったのは残念」と満足していなかった。