比嘉真美子がロケットスタート、8アンダー単独首位
2013年07月02日 10:29
比嘉真美子がロケットスタート、8アンダー単独首位!
今季の国内女子「アース·モンダミンカップ」のニュースです。19歳の比嘉真美子は既に今季2勝を挙げた。8バーディ、ノーボギーの64をマークし、通算8アンダーとして後続に3打差をつけて単独トップで滑り出した。大江香織と辻村明須香は5アンダーの2位に、全美貞(韓国)、下村真由美、藤本麻子は4アンダー4位に並んだ。また、自身初の同一大会連覇を狙う服部真夕はテーラーメイド R11 フェアウェイウッドを使用して、前週の「ニチレイレディス」を制した吉田弓美子と2アンダーの19位に並んだ。賞金ランクトップを走る森田理香子は茂木宏美、不動裕理らと並びイーブンパーの51位で初日を終えた。
比嘉真美子は週を重ねるごとに増すばかりだ。プライベートも含めて「高校2年生の時に、沖縄の県大会で出した1回だけ」という64のビッグスコア。「ティショットが少しブレていたけど、アイアンショットがすごく良くて、パットもリズム良く打てた」と、前半のインから次々とバーディを重ねた。序盤11番で1メートル、15番(パー3)でR11 フェアウェイウッドを使用して3メートルのチャンスにつけ、早くも2つ目のバーディ。さらに18番(パー5)では、最大の魅力である飛距離を活かして2オンに成功、10メートルから2パットで沈めて前半を3アンダーで折り返した。そして、後半直後の1番(パー5)を3オン1パットとして一気に加速。3番でピン左10メートルをねじ込むと、5番の6メートル、7番の5メートルのバーディトライが次々とカップに消える。8番(パー5)で3打目を1メートルに寄せて、この日8個目のバーディを奪った。
比嘉は今大会が初出場ながら、練習ラウンドは月曜日のハーフのみ、あとはプロアマ戦の18ホールと、抑えたラウンド数で本戦を迎えていた。その中でMP700アイアンを使用してマークした、混戦から頭1つ抜け出すビッグスコア。「最近は、コースマネジメントを今までよりも深く考えられるようになった。次のショットを見据えての状況判断ができているので、回数を回らなくても、コースチェックしたことを頼りにマネジメントができていると思う」。64のロケットスタートにも、「チャンスを外したこともあったので、もっともっと伸びる可能性があった」と振り返る比嘉。自身が感じる最高到達点は、まだまだ先にある。